マスタベルグ男爵マスタベルグ男爵

「男がオナニーで得られる快感はどのようなメカニズムなのか?射精の仕組みに興味があるなら読んでいってくれ」

射精が気持ちいいのは何故?


今更、説明する必要はないと思うが、射精する時の快感は良いものだ。
男性しか分からない感覚だが、気分の高まりと同時に射精の準備が整い、そのままの勢いで絶頂できると最高に気持ち良い。

セックスでの射精感も気持ち良いが、オナニーとは快感の質が違うように思う。

セックスの場合は、膣に挿入することで周りから圧迫される気持ちよさがあるが、オナニーの場合は気持ちよさを溜めて発射する、内側からの快感がある。

また、オナニーの場合はイク時のタイミングも自分で決められるので、ストレスなく一番気持ちいい時にイケるのもセックスとの大きな違いかもしれないな。

この気持ちいい「射精」だが、どんな仕組みなのか興味はないだろうか?今回は射精の仕組みについて話していくぞ。


男が射精する時の仕組み


仕組みに付いて話す前に、精子について少し触れておこう。

精子は精巣で作られることを知っている人もいると思うが、精子は精巣の中で74日間かけて生まれ、精管と呼ばれる約40cmある管の中を通って移動し、射精の時には精嚢や前立腺の分泌液と混ざって射精の時に体外へと出る。

射精の準備

射精のためには、性的興奮を高めペニスを勃起させる必要がある。

性的な興奮を得ると、脳の中枢神経が反応して海綿体に血流を流す命令が出るんだ。この海綿体に血流が流れ込んで、竿が太く固くなっている状態が「勃起」だな。

この時、尿道球腺液という物質が分泌され、酸性に傾いていた尿道内を中和する。

更に性的な興奮が高まると、精巣上体に蓄えられていた精子が精管の蠕動運動によって精管膨大部まで送られ射精を待つことになる。

射精、その時

性的興奮が頂点になると、脊髄にある射精中枢が反応して射精反射が行われる。これは脳の命令に関係ない反射運動なので、自分の意志で抑えるのは難しいだろうな。

ちなみに、射精を待つ精液が溜まっている間は膀胱の出口が固く閉じられているため、精液が膀胱に逆流することは無い。

射精によって放出される時は、精嚢の平滑筋や肛門の括約筋も収縮を繰り返すが、この時にオーガズムを得ることができるんだ。

射精の量は、平均で3.5mlと言われているが人によってかなり差がある。精液が作られるのに3日を要するので、射精間隔がそれ未満だと量が少なくなる。

逆に溜めすぎると、古い精子と新しい精子が混ざった状態になるので、結婚して子供を作るときは注意してくれ。


賢者タイムを解説するぞ


「賢者タイム」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

意味は諸説あるが、オナニーやセックスで射精したあとに襲われる倦怠感や後悔の念など急激に冷静になり、まるで悟りを開いた僧侶のように、またはすべてを知り達観した賢者のようになることから生まれた言葉だという。

発生源は巨大ネット掲示板「2ちゃんねる」であると言われているな。

この「賢者タイム」というものをもう少し詳しく調べてみようと思う。

賢者タイムが訪れる仕組みは、「プロラクチン」と「ドーパミン」というホルモンの分泌に関係していると言われている。

プロラクチンは射精後の体内で大量に分泌されるもので、性的興奮を急激に下げる働きがあるんだ。女性の場合は母乳分泌を促進したり、産後の性欲を減退させたりという働きをするぞ。

なぜ、射精後に性的興奮を下げるホルモンが大量に分泌されるのか?

これには色々な意見があるようだが、一説には交尾中の野生動物は外敵から狙われやすいので、射精が終わったあと冷静になってメスや自分の身を守るためにプロラクチンが分泌されるということだ。

人間の中の野生動物的な部分がそうさせているということだな。

ドーパミンについては聞いたことがある貴兄も多いだろう。

快感と陶酔を与える「快楽ホルモン」と言われるものだ。性的に興奮している時はドーパミン値は高くなるが射精したあとすぐに低下する。

更にドーパミンには、先に紹介したプロラクチンの上昇を抑える働きがあるんだ。

性的興奮を高めプロラクチンの上昇を抑えてオーガズムまで導くドーパミンだが、射精後にその働きが低下することで抑えられていたプロラクチンが噴出し、急激に冷静さを取り戻すということだな。

オナニーの場合は、賢者タイムに入ってしまっても後悔したり眠ってしまうだけで済むことが多いが、セックスの場合は注意が必要だ。

自分がイッたあとにさっさと寝てしまったり急にやる気の無い態度をしたりすれば、あなたへの気持ちも冷めてしまうかもしれない。

二人の雰囲気も重視する女性の気持ちを思いやれる男性こそ、紳士でありいい男というものだ。賢者タイムに負けず、甘いピロートークを頑張ってもらいたい。


まとめ


射精について少し脱線しながら話してきたが、体内ではこんなことが起こっているわけだ。

言い忘れていたが、射精を途中で止めることはおすすめできない。ネットなどで「射精を止める(寸止め)することで、次の射精の快感が倍増!」というような話を見ることがあるが、これ実は危険なんだ。

射精を途中で止めると「逆行性射精」という状態になって、射精する時に閉じているはずの尿道括約筋が開いたままになり、精液が膀胱に逆流してしまうんだ。

膀胱に精液が入っても精子は死滅してしまうのでそこまで問題ではないんだが、これを繰り返すことで「射精障害」や尿道や睾丸に痛みが走る「前立腺炎」になる可能性がある。

気持ちの良いオナニーを探求し、色々試してみることは楽しいし良いことだが、射精など身体の機能や危険性についても知っておいて欲しい。