エディ伯爵エディ伯爵

包茎は本当に恥ずかしいことなのだろうか?

日本の成人男性の包茎率を見よ

包茎は恥ずかしいことなのか?

いつの頃からか、「包茎=恥ずかしいこと」というイメージが当たり前のようになっているが、「包茎の何が恥ずかしいのか?」ということまで深く考えていなかったように思う。

そもそも日本人の7割以上の男性のペニスは普段から亀頭の一部、または全部が革を被っている状態なのだ。ほとんどの人が、包茎であるにも関わらず、それが「恥ずかしいこと」「良くないこと」というのも不思議な話だな。

ただ、包茎にも治療や手術を必要とするものはあるんだ。
勃起する度に皮が引っ張られて痛みを感じたり、亀頭や皮の内部で炎症を起こしている場合、または排尿や射精をする時に、皮を被っているせいで上手く出来ない場合は、泌尿器科での診察が必要だ。

症状が重篤の場合は、健康保険の適用範囲で手術などの治療も行われる。少し古いデータだが2006年の時点で、泌尿器科で手術を受けた場合の費用は1~3万円程度とされていた。

保険が適応される治療や手術は、手で剥けば痛みもなく亀頭が露出できる、いわゆる「仮性包茎」には適応されないと言っていい。
そもそも、仮性包茎の状態こそが普通の状態なのだから、治療や手術の必要などないということだな。

数十万円もする包茎手術の広告などを見かけるが、あれはペニスの美容整形にあたるので保険は使えない上に、あまり良くない噂も耐えないので、積極的におすすめはしないな。

さて、日本人男性のほとんどが仮性包茎の状態で、よほどで無ければ保険使った治療も困難なら「別に包茎でもいいだろ」となってしまうだろう。

事実、包茎でも何の問題もない訳だからな。むしろ正常だ。
一体、いつから「包茎=恥ずかしい」と言われ始めたのか?ちょっと調べてみたぞ。


いつから包茎=恥ずかしいという構図が出来たのか?


包茎がいつから恥ずかしい事として認識されはじめたのか?私は何となく高度成長期(1955年~1973年)くらいなのかなと思っていたんだが、どうやらそうではないらしい。

明治32年に人類学者が兵士を対象にした包茎調査をしたらしいんだ、兵士約500人の身体検査の時に軍医に包茎の状態を調べてもらったそうだ。それによると、常時包茎の者が30%程度で、常時剥けた状態の者が70%程度だったというんだ。

「現在の調査の真逆じゃないか!昔はみんな剥けていたのか…」と思ったのだが、調査はこれで終わらない。

剥けているという兵士の中で、皮を伸ばしても包茎状態にならない者はたった7%だったというんだ。残りの者は、「皮を伸ばせば包茎状態になる」状態だった。つまり、多くの者は銭湯などでもあるあるな「見栄剥き」をしていた可能性が高いということだな。

この頃から、社会全体で包茎を恥ずかしいという風潮があったのかは確定できないが、少なくとも剥けている状態が望ましいとは思われていたようだ。

実に、100年以上前からあるこの流れだが、性に対してオープンになりつつある現代なら、そろそろ変わっても良いのではないかと思うぞ。


まとめ


いろいろと書いてきたが、いくら自分が「包茎は恥ずかしくないんだ!」と言ったところで、世間がそういう風潮にならなければ、いつまでも悩みのままになってしまうんだよな。

難しい問題ではあるが、仮性包茎が正常な状態であることは医学的にも認められていることなので、無理に手術する必要もないし恥じることもない。

と、言っても銭湯などでは私も無意識に「見栄剥き」をしてしまうのだが…
こうやって記事を読んでくれた人が、正しい認識を持ってくれれば、いずれ包茎で悩むこともなくなると願いたいものだな。